大室高原周辺の桜の開花情報 2014年 版
 

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 大室高原(3丁目)の平均気温の推移  【  2014年  】  


   注)この気温グラフは個人が所有する気象計のデータを使用していて、公に保証されているものではありません。
      従って、個人が楽しむ以外の学術、防災、商取引などの目的には、ご使用にならないで下さい。
    
                                                                                            データ提供元 (大室高原気象サイト:標高約350m)

 当サイトでの桜(ソメイヨシノ)の開花予想

 当サイトでは、これまでに記録した冬季の大室高原(3丁目)の平均気温の推移曲線(4次近似式)と桜の開花日(伊豆高原桜並木)の関係に着目して開花日を予想しています。
 過去の平均気温の推移曲線の中で 特に、12月初旬に気温が高い場合(2005年の青色の曲線)は開花日が遅くなり、低い場合(2006年の緑色の曲線)は開花日が早くなる傾向にあります。
 なお、桜の開花日は、桜が休眠から目覚めて(休眠打破)から花芽(かが)が成長する2月から3月にかけての平均気温が高ければ早くなり、低ければ遅くなるといわれています。当地区の過去の観測記録からは、この時期の平均気温の年度ごとの差異は比較的少な くなっています。
 しかし、気温がこれより大きく変動した場合は、開花 日も前後しますので、注意が必要です。

 今年の傾向として、昨年11月、12月の日平均気温(橙色の折線)は、平年並みの2008年(3月26日に開花)の薄紫色の曲線に沿って推移していました 。 この後、2月から3月中旬までの日平均気温は、この薄紫色の曲線よりやや下回っているため、花芽の成長はこの基準年より少し遅くなり、伊豆高原桜並木で3月28日に開花しました。

  大室高原周辺の桜の開花状況  

 毎年、次の4ヶ所で桜の花芽の成長度合いや開花の状況を記録しています。 
 ここで表示されている写真を、過去の花芽の成長記録(開花日差)と比較することにより、開花や満開までの概略日数を推定することもできます。

記録場所

標高

地図

☆ 桜の里(染井吉野の表示木付近) 約360m 【桜の里】
☆ 大室高原8丁目(バス停前のハバ医院から南東側へ入った桜並木) 約265m 【大室高原8丁目】
☆ 伊豆高原桜並木(高原中央バス停付近) 約165m 【伊豆高原桜並木】
☆ 一碧湖(与謝野鉄幹・晶子碑付近) 約186m 【一碧湖】

 なお、表示されている写真は、目視で周辺の木の平均的な花芽(蕾)の成長度合いや開花度合いの枝を捜して写しています。

                       −写真をクリックすると拡大表示されます−

開花日差

撮影日

2014年の開花状況

桜の里 大室高原8丁目 伊豆高原桜並木 一碧湖
+15




最終

 域内各地の桜は、桜の里は4分程度に、他の箇所は1分程度以下に散ってしまいました。 今年は2月に大雪が降り、例年になく長期間の積雪がありましたが、その前に暖かい日が続いていたためか、結果として基準年に比べて2日程度の開花遅れとなりました。

+12


 ここ数日は肌寒い日が続き、多少花の散り方は遅くなっています。 桜の里は散り始めですが、大室高原8丁目と伊豆高原桜並木は半分程度に、一碧湖は3分程度に散っています。

+8


 今日は天気も良く、土曜日ということもあって、桜の里や伊豆高原桜並木の周辺は花見客で大変混雑していました。 午後の記録ですが、桜の里は満開、大室高原8丁目と伊豆高原桜並木は満開から散り始め、一碧湖は花びらが7分程度に散っていました。

+5


 地域内各地の桜は見ごろを迎えています。午前中の記録ですが、伊豆高原桜並木と大室高原8丁目は満開、桜の里は満開近く(6分咲き)、一碧湖は満開から散り始めとなっていました。

+2



  昨夜からの雨は、今朝になって風を伴った嵐となりましたが、午後4時ごろから急に晴れ間が出てきました。風は相変わらず強かったのですが、写真を撮りに出かけてみると、ここ数日の暖かさで開花が予想以上に進んでいました。夕方の 記録ですが、伊豆高原桜並木は4分咲き、大室高原8丁目と桜の里は3分咲き、一碧湖は満開となっていました。

-1



  午前中の撮影ですが、一碧湖は開花が始まりました(1分咲き)。他の箇所は開花直前の状態となっています。明日(28日)までには開花が始まりそうです。

-4



  ここ数日平均気温がやや低い日が続き、伊豆高原桜並木の花芽の成長は基準年(2008年の3月26日開花)に比べて、数日程度の遅れとなっています。

-7



  花芽の成長度合いは、基準年(2008年の3月26日開花)と比べて、伊豆高原桜並木がやや遅れています。 その他の箇所は基準年並みの成長となっています。

-12



  平均気温が平年並みに戻ってきて、桜の花芽も成長を始めました。 しかし、2月〜3月にかけて気温が低い日が続いていた影響で、基準年(2008年の3月26日開花)に比べてもやや花芽の成長が遅れています。

-16



  前回の記録時以後、平均気温の低い日が続き、花芽の成長はあまり進みませんでした。 しかし、今日になって最高気温が16.3℃と、ようやく春らしい暖かさが戻ってきました。 それに伴って春一番の強い風が吹き、桜の枝先が大きく揺れたため、この望遠写真を撮るのは一苦労でした。

-21


 2月の下旬に暖かい日が続き、周辺各地のソメイヨシノの花芽は硬い殻を破ってすこし成長を始め ました。 しかし、3月に入って寒い日が続いているため、その成長は一休みとなっています。 一碧湖では早咲きの小室桜の若木が7分咲きとなっていました。