大室高原周辺の桜の開花情報 2013年 版
 

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 大室高原(3丁目)の平均気温の推移  【  2013年  】  


注)この気温グラフは個人が所有する気象計のデータを使用していて、公に保証されているものではありません。
 従って、個人が楽しむ以外の学術、防災、商取引などの目的には、ご使用にならないで下さい。
    
                                                                                            データ提供元 (大室高原気象サイト:標高約350m)

 当サイトでの桜(ソメイヨシノ)の開花予想

 当サイトでは、これまでに記録した冬季の大室高原(3丁目)の平均気温の推移曲線(4次近似式)と桜の開花日(伊豆高原桜並木)の関係に着目して開花日を予想しています。
 過去の平均気温の推移曲線の中で 特に、12月初旬に気温が高い場合(2005年の青色の曲線)は開花日が遅くなり、低い場合(2006年の緑色の曲線)は開花日が早くなる傾向にあります。
 なお、桜の開花日は、桜が休眠から目覚めて(休眠打破)から花芽(かが)が成長する2月から3月にかけての平均気温が高ければ早くなり、低ければ遅くなるといわれています。当地区の過去の観測記録からは、この時期の平均気温の年度ごとの差異は比較的少ないようですが、気温が大きく変動した場合は、開花 日も前後しますので、注意が必要です。

 今年の傾向として、昨年11月、12月の日平均気温(紺色の折点線)は、例年より早く寒くなった2006年(3月21日に開花)の緑色の曲線に沿って推移していました 。 しかし、2月になって、この緑色の曲線より低い寒い日が続 いたため花芽の成長はやや遅れました。 その後、3月 に入って平均気温が非常に高い日が続き、その結果、今年の開花日は 2006年より1日早い3月20日となりました。
 

  大室高原周辺の桜の開花状況  

 毎年、次の4ヶ所で桜の花芽の成長度合いや開花の状況を記録しています。 
 ここで表示されている写真を、過去の花芽の成長記録(開花日差)と比較することにより、開花までの概略日数を推定することもできます。

記録場所

標高

地図

☆ 桜の里(染井吉野の表示木付近) 約360m 【桜の里】
☆ 大室高原8丁目(バス停前のハバ医院から南東側へ入った桜並木) 約265m 【大室高原8丁目】
☆ 伊豆高原桜並木(高原中央バス停付近) 約165m 【伊豆高原桜並木】
☆ 一碧湖(与謝野鉄幹・晶子碑付近) 約186m 【一碧湖】

 なお、表示されている写真は、目視で周辺の木の平均的な花芽(蕾)の成長度合いや開花度合いの枝を捜して写しています。
 

                       −写真をクリックすると拡大表示されます−

開花日差

撮影日

今年(2013年)の開花状況

桜の里 大室高原8丁目 伊豆高原桜並木 一碧湖
+15

4日
最終

 一昨日、昨日と続いた風雨の影響で、周辺各地のソメイヨシノは殆ど散ってしまいました。 花びらは、桜の里で5分程度、他の場所は1分以下に散っています。 桜の里公園では八重紅枝垂桜が満開となっていて、花見客が紅色の花簾の前で記念写真を撮ったりしてのんびりと散歩をしていました。 大室高原周辺は、これから新緑が眩しい季節に入ります。

+9


9日

 桜の里は満開になっています。 また、大室高原8丁目は5分、伊豆高原桜並木と一碧湖は6分程度に散っています。 桜の里の公園内では枝垂れ桜が満開近くになり、所どころでピンク色に染まって華やかな雰囲気になり、花見客で賑わっていました。

+5


5日

 伊豆高原桜並木、大室高原8丁目、一碧湖は現在満開になっています。桜の里は6分咲き程度です。 今年の桜は例年になく花芽の数も少なく、開花のボリューム感も余りなかったので、花芽の成長期に幾度となく吹き荒れた強風の影響かと不思議に思っていました。 しかし、それだけではありませんでした。 桜並木の近所の人の話では、2月頃に「ウソ」という鳥の大群がやってきて桜の花芽を食べつくして行ったとのことでした。 今年の異常に低い気温のせいで、普段は山奥に住むこの鳥も、餌が少なくなり里に下りてきたのでしょうか。 

+2


2日

 3月に入っても気温の高い日が続いたため、今年の伊豆高原桜並木の開花日は、これまでより最も早い3月20日となりました。 今日午後の周辺各地の開花状況は、さくらの里は3分咲き、その他は4〜5分咲きとなっています。

-1



 今日は風もなく、当地の最高気温が21.4℃と初夏の様な陽気となり、公園内をのんびりと散策する人達も目立つようになりました。 前回以後の3日間の平均気温は12℃を超えて周辺各地の桜のツボミは急速に大きく成長し、大室高原8丁目では開花が始まりました。他の個所も開花直前の状態になっています。

-4



 3月 に入って平均気温の高い日が続いているため、現在、開花基準としている2006年の平均気温曲線に沿った推移となっています。しかし、今週の週間天気予報では、さらに気温の高い日が続くと予想されるため、気温成長指数より計算した今年の開花日は 2006年より早くなり3月20日頃になりそうです。 今日のテレビニュースでは、東京の桜が開花し、観測開始以来最も早い開花日になったと報道されていました。

-8



 前回の撮影日以後、日平均気温が平年より高めの日が続いたため、周辺各地の桜の花芽の成長も予定よりやや早めになっています。 伊豆高原駅前バス通りの両側には、ピンク色をした早咲きの大寒桜がちょうど満開になっていました。

-13


 3月に入って比較的暖かい日が続いているため、周辺各地のソメイヨシノの花芽は硬い殻を破って成長を始めています。 一碧湖では早咲きの小室桜の若木が開花を始めていました。